イギリス出身のチルドレン。
　レネゲイドウィルス拡散初期のR事件によって壊滅した街の唯一の生き残りであり、両親の友人であった現在の両親によって保護され、引き取られる。その後両親のUGN参加と共にUGNに入り、チルドレンとして訓練を受ける。
　その後ジャームやFHとの戦いの中で仲間や関わりのある人達が命を落としていくのを目の当たりにするたび心をすり減らし、次第に両親にさえ心を閉ざしていく。
　そんな折に第一線から退き、MI6から臨時の教官として出向して来たフィン=ブースロイドと出会い、戦い方や能力の制御だけでなく心の在り様に大きな影響を受ける。
　その後実力と実績を上げて本部エージェントに抜擢され、テレーズ=ブルム直属のエージェントとなるが、コードウェル博士帰還以降一連の混乱で日本を重要視したテレーズの命で日本支部へ出向、そのままR事件の多さから黒巣市へと派遣されている。
　実父が日本とイギリスのハーフであり、血筋的には日系のクォーター。義父も親日家だったのに加え、フィンから快男児の話を聞かされたこともあり日本に対しては憧憬に近い感情も持っていた。
　多くの人の生死を見て来たこと、また心や絆を侵していくレネゲイドウィルスの性質から人の生き死にや心のありように敏感になっており、一時は感情を凍らせることで対処していたが、フィンから快男児の話を聞かされ、全てを救うことを諦めずに立ち向かうようになった。
　真面目な性格で、英国式ジョークを愛する師とは反対にユーモアのセンスは皆無。どちらかというと幼き頃の彼のようにツッコミにまわることが多い。
　戦闘スタイルは二刀のサーベルを使っての高速戦闘。
　テレーズ直属のエージェント時代に《ゾディアックウェポン》の番外である双剣"キグナス"を渡され、現在はそれを振っている。
　レネゲイドウィルス活性時には瞳の色が黄と青のオッドアイに変化する。

【エンブレム：ゾディアックウェポン】（種別：UGNチルドレン）
第一世代チルドレンとして戦い抜いてきた精鋭の証エンブレム

「護りぬいて見せるさ。UGNの理想と、この双剣に誓って」